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【NINTENDO64】カセットの内蔵電池を交換する

2022-1-4 |

NINTENDO64のカセットの内蔵電池を交換したい!
今回は、過去に中古で購入した初代「どうぶつの森」の内蔵電池を交換してみるよ。

初代「どうぶつの森」発売日は、2001年4月14日。もう約20年前…。

概要

NINTENDO64のカセットのバックアップ用の内蔵電池を新しいものに交換する。内蔵電池はボタン電池(CR2032)にタブが付いた特殊なもので、取り外しと取り付けに「はんだ付け」が必要である。

必要なもの

NINTENDO64のカセットのバックアップ用の内蔵電池の交換をおこなうにあたって必要なものを載せる。実際に私が使ったものを載せてます。

特殊ネジ(ラインヘッドネジ)用のドライバー

NINTENDO64のカセットのカバーはラインヘッドネジという特殊な形(星型?)のネジが使われており、よくある+-のドライバーで開けることができない。
下記のようなラインヘッドネジ用のドライバーが必要になる。サイズが何種類かあるので注意。NINTENDO64のカセットではヘッドサイズが2mmのドライバーを使う。

精密ドライバー

外のプラスチックカバーを外した中に金属カバーがあり、この金属カバーには小さめのプラスネジが使われてるので、このネジを外すための精密ドライバーが必要になる。
下の商品で中の赤(+00)のドライバーを使った。

タブ付きボタン電池(CR2032)

交換用の新しい電池が必要になる。
ボタン電池(CR2032)にタブが付いた特殊な形状の電池が必要になるんだけど高い!

販売業者によっては、電圧が既に下がっているものを販売してることもあるようなので買ったら電池チェッカーなどで電圧をチェックした方が良さそうだ。
あと、+-の極性が反対になってる商品もあるので注意。

はんだごて

古い電池の取り外し、新しい電池の取り付けにはんだ付けをする必要がある。

電子回路のはんだ付けは350℃以下の温度でやった方が良いとのことなので、350℃以下の温度のはんだごてか下記の商品のように温度調整できるものを用意する。

はんだ

電池交換だけなら20gもいらないかも。

はんだごてスタンド

はんだごての先は、かなーり熱くなるのでちゃんと安定したスタンドが必要。下手すると火傷どころか火事なる可能性があるので、はんだごてが落ちないようなしっかりとしたスタンドを選ぶ。

はんだ吸引器

既に基板に付いてるはんだや芋はんだ(付け過ぎたはんだ)を取り除くのにあると便利。

手順書

  1. ソフト背面上部の特殊ネジで特殊ネジ(ラインヘッドネジ)用のドライバーを使ってネジを外す。
  2. プラスチックカバー外し、金属カバーの下部のネジを精密ドライバーを使って外す。
  3. カバーから基板を取り外す。
  4. 基板の(電池がついている方を表側として)裏側にバックアップ用の電池のタブがはんだ付けされてるので、半田ごてを使って取り外す。ハンダが溶けにくかったら、新しいはんだをコテに少し溶かしてつけて基板のはんだを温めることで溶けやすくなる。
  5. 電池を取り外したら、基板についた余分なはんだを除去してタブを差し込める穴を確保しておくと良い。
  6. 新しいバックアップ用の電池を取り付けてはんだ付けする。+-を間違えないように。金属面が上下に広い方が+。
  7. 芋はんだ(はんだの付き過ぎ)になった場合は、はんだ吸引器などで少しはんだをとっておいても良い。多少の芋はんだなら気にしないのが吉。
  8. 金属カバーを取り付ける。(差込口の黒いプラスチックの部品を取り付け忘れないように。凹がある面が上)
  9. プラスチックカバーを取り付ける。
  10. 実際にソフトを起動してセーブできるところまでプレイする。電源をOFFにしてしばらくしてからソフトを起動してセーブが残ってるか確認する。

まとめ(感想文)

電池取り替え後にも関わらず、なぜか電池取り外す前(前オーナー)のセーブデータが残ってた。何故だろう。怖い。
短時間なら電池を取り外してもセーブは消えないものなのだろうか。