【自転車覚書】クロスバイクをシングルスピード化する
クロスバイクをシングルスピード化した話。
リアディレイラーが壊れてしまったので、いっそシングルスピード化してシフト関連のパーツを無くしてしまうことにした。その作業の記録的な覚書。
今回の作業に直接関係ないんだけども、過去にドロップハンドル化したクロスバイクをシングルスピード化する。
使う工具
いつものアーレンキー。(六角レンチ)
リアディレイラーやシフトレバーを外したり、テンショナーを取り付けるのに使う。
シフトケーブルの切断に使う工具。今回はパーツ丸ごと取り外すのでなくてもいい。
スプロケットの取り外し、取り付けに使う専用工具。
チェーンを切断、接続に使う専用工具。ミッシングリング用の工具もセット。
ギア
カセットフリーハブ(HG)用のシングルスピード化のギアとスペーサーのセット。
シングルスピードなので歯の数、ギアの重さはめちゃくちゃ重要。平らな道なのか坂道も走るのか、自分の脚力で適切な歯の数が変わってくる。
歯の数はnT
で表現されてて、n
が多いほど歯の数が多いギア。歯の数が多いほど軽いギアで坂道向き。
フロントのギアとのギア比にもよるんだけども、ネットを見てると16T~18Tのギアを選択する人が多いみたい。私はいつもローにするまあまあの坂道を走るので安牌を取って20Tにしたんだけども、思ったよりも軽くて坂道も問題なく登れた。というよりもちょいと軽すぎるんで18Tか16Tにすれば良かったと後悔してる。
スペーサーを使ってギアの位置を調整するんだけども、後述のテンショナーの位置などと合わせて位置を決める。
テンショナー
チェーンにテンションを掛けるパーツ。
いろいろな種類のテンショナーがあるんだけどもこれは単純な構造のもの。
チェーンのテンションを調整して歯抜けしづらくする。
リアディレイラーを外したところに取り付ける。
チェーン
もともと取り付けてたチェーンはリアディレイラーを通してたものなのでシングルスピード化した自転車に対してはだいぶ長いので切って短くする必要がある。試しにそのままのチェーンの長さで無理やりテンショナーを調整して乗ってみたんだけども、平坦な道は走れて、ペタルに力が入る坂道だとチェーンが外れまくって走行不可だった。
取り付けてたチェーンがサビサビだったので、新しいチェーンに交換した。
ミッシングリングもセットになっててありがたい!
実際にギアに合わせてみてチェーンの長さを決める。
まとめ
今回、初めてスプロケットの取り外しやチェーンの切断、ミッシングリングの取り付けをしてみたんだけども、意外と素人でもできた。
ギアの位置を決めるのに何度も走ったり、スプロケットを取り外したりで調整が必要だったのが大変だった。今回の作業で一生分のスプロケット取り外しをしたと思う。
シフト関連のパーツがなくなったのでそこらへんのトラブルともおさらばだ!